保育士以外の資格を取得する大きなメリットは、次の2つです。

①保育士としてのスキルアップを目指せる。
・保育園では、保育士自身が保育内容を決めている場合が多く、行事や設定された内容以外の時間で取得した資格を実際に保育に活かせます。
・資格を取得するための講習や勉強で、普段の保育では学べない新たな価値観を学べるので、保育の幅が広がります。

②転職の幅が広がる。
・特色のある保育園では、関係する資格を取得することで有利になる場合があり、応募したときに資格がアピールポイントになります。
・幅広い資格を取得することで、保育園以外にも転職先の選択肢が広がります。

①教育系の資格
教育に力を入れている保育施設では、その教育方針に合わせた資格を持っていることで、転職が有利になることも期待できます。
スキルは実際に現場の保育で身に付けていくものですが、基礎的な勉強や仕組みを理解していることは、就職後に大きな力となりますよ。目指している保育園が特色のある方針である場合は、注目したい資格です。

・リトミック教育
・モンテッソーリ教育（「国際モンテッソーリ教育」・「日本モンテッソーリ教育」・「日本モンテッソーリ教育綜合研究所」の3種）
・運動保育士
・イングリッシュエキスパート
・絵本専門士

②心身のケアや救助に役立つ資格
保育士には、子どもの心身のケアのスキルが必要です。保育の現場には、事故やケガ対応のような突然起こる事態はつきもの。どの保育施設でも役立つ資格があると、保育園の特色に関係なく転職時にも有利です。

・チャイルドケア（「チャイルドケア・インストラクター」・「チャイルドケア・コーチングマスター」の2種）
・ベビーマッサージインストラクター
・救命技能認定
・環境アレルギーアドバイザー

③食育系の資格
野菜を育てたり調理したりと、保育と食育は切っても切り離せない関係です。保育で食べ物を取り扱うときに、より詳しい知識を持っていることが武器となります。
食育に力を入れている保育園も多いので、転職の際のアピールにも効果的ですよ。

・幼児食ベーシック（マスタークラス、トレーナークラスにステップアップ可能）
・食育スペシャリスト

④保育関係の資格
保育に関係する職種は保育園以外にもたくさん存在します。保育士としても役立つことはもちろん、その他の仕事にも広がる資格があると、転職の幅が広がりますね。
個人で子どもを預かる仕事をする場合や、講演会を開くときなどに有効な資格です。

・ベビーシッター
・ベビーサイン講師

「保育士」以外にも資格を取得することで、スキルの向上やキャリアアップに役立ちます。保育の幅が広がり、保育士としても自信に繋がりますね。

お金や時間を掛け取得した保育関係の資格を、せっかくなら最大限に活かしたいですよね。
もし、今の保育園で思うように活かせずキャリアアップも見込めない場合は、取得した資格を転職でのアピール材料にするのも選択肢の一つ。
資格取得は今働いている保育園でだけでなく、今後の転職にも強みとなりますよ。

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気になる保育園への転職やスキルアップに役立つ資格取得を視野に入れてみましょう！

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