園児との接し方について

「保育士として、子どもとどう接すれば良いのか？」と不安を抱く方は少なくありません。
園児たちから親しまれ、周りから期待される保育者になるためには、何をどう気をつければ良いのでしょうか？
子どもと接する上で知っておくべきことや注意点をご紹介します。

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保護者と関わりを持つ

育った環境が異なれば、性格や好みもそれぞれ違うものです。
まずはその子が普段どんな風に過ごしているのか？また、何に興味(好きなキャラクター・絵本・オモチャなど)を持っているのか？家庭内での習慣や傾向を保護者に伺い、遊び方や接し方のヒントを見つけましょう。

連絡帳を用いて情報を共有したり、送迎時間の合間に両親とお話をしてコミュニケーションの機会を増やしてください。双方の間に深い信頼関係が生まれると、子どもを預ける側も預かる側も気持ち良くいられる環境づくりが整います。

褒め方・叱り方の工夫

些細なことでも構いませんので、褒める対象を見つけて積極的に褒めてあげましょう。
褒めることで共感的理解や評価的理解を示し、やる気や自信を引き出すことが可能となります。
ただ単に「いい子ね」「スゴイね」を連発するよりも、「字を枠からはみ出さないで書けたね(お絵かき)」「一人でボタンが留められるようになったね(着替え)」と、具体的な内容を加えることで子どもはより嬉しい気持ちになります。
結果よりもプロセスに重点をおき、もし失敗しても、そのことに挑戦した勇気に目を向けてあげましょう。

身だしなみを整えるのも大事な要素

基本的な部分ではありますが、清潔感のある身だしなみを心がけることも忘れてはいけません。
制服や服装の規定がないとしても、子どもと接するのにふさわしい格好かどうかを考える必要があります。
とくにアクセサリー類は、子どもが怪我をしたり、間違って口に入れたりする危険もありますので、安全・安心に過ごせるよう勤務中は外しましょう。
保育士は子どもの命を預かるお仕事です。常に周囲を見渡しながら、物事を客観視できるように意識しましょう。