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保育士が忙しいのはいつ?ハードな時期や時間帯の理由を解説

「保育士」と聞くと「忙しい」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。実際にたくさんの保育士が「忙しい」と感じています。子どもと過ごす職業は予想がつかないことが起こりやすく、スケジュール通りにすすめるのが難しい時も多いですよね。

しかし、保育士の場合、時期や仕事内容によって忙しさは日々異なります。また、一日の中でもまちまちです。忙しさを軽減するために、まずはどのような時期や時間帯が忙しいのかを把握しましょう。

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年間で特に忙しい時期

年間で見ると、特に保育士が忙しくなるのは「春」と「大きな行事」です。
春、年度の変わり目(卒園式・入園式)
・部屋の環境づくり
・配布物の準備
・子どもの引継ぎ
・年間行事の担当決め
・家庭訪問
・年間指導計画

春は、子どもも大人も入れ替わりの時期なので、それにともなった仕事がうんと増える時期です。それにともない、事務作業や会議なども増えることが増えることが予想されます。春は子どもの様子もまだ落ち着きにくいので、その中で他の業務をこなしていくのは大変だと思う方も多いのではないでしょうか。
大きな行事(運動会や発表会)
・子どもたちとの練習
・保護者への連絡・協力の依頼
・行事の環境設定
(運動会:グラウンドの設備・設営、発表会:ステージの装飾など)

保護者が深く関わる行事ほど、大がかりになる傾向があります。子どもの成長を促すための取り組みは長い期間をかけ、当日は保護者への気配りなども必要です。大変さも多いですが、その分やりがいも大きく、保育士としても大きな学びを得られるものになるでしょう。
行事はその他にも、大小さまざまな内容で年中行っています。実りの多い活動ではありますが、年間行事の多さも、保育士の忙しさの一因になっていると言えるでしょう。

保育園の年間行事はこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

一日のなかで特に忙しい時間帯

保育士は、忙しい毎日を送っていることは確かです。しかし、一日というくくりで見てみると、忙しさは時間帯によって波があります。特に慌ただしいのは、どのようなタイミングなのでしょうか。
開園前~登園の時間、または降園時間~閉園後など
登園と降園の時間は職員が少ない場合が多い時間帯です。また、朝は保護者と離れがたい子どもが泣いていたり、夕方は保護者がバタバタと迎えにきたりと、保育園全体が慌ただしくなってます。

この時間帯は、お遊戯場や園庭のような少し広めの空間で、異年齢が一緒に過ごす保育園も多いのではないでしょうか。子どもの同士のトラブルも起きやすく、保護者対応と子ども対応で人手が分かれてしまうのが、忙しさの理由の1つとなっています。
給食の時間
給食の配膳で保育士の人手が取られる時間帯ですが、その間に子どもの動きが多くなります。手洗いにトイレ、食事の準備、お昼寝布団の準備など……少ない保育士で促していくのが大変な場合も多いことでしょう。

「いただきます」のあとも、子どもの援助や声掛けが必要です。食事のスピードは子どもによって差が大きいので、終わった子どもは遊び、食べ終わらない子どもは給食といったように、別々の関わりが求められます。ゆっくり食べられないことも多い、ハードな時間帯です。
お昼寝の時間
子どもが眠りにつく瞬間は、保育士ならではの癒しを感じられますが、お昼寝中も保育士は業務に追われているのではないでしょうか。

多くの保育園では、連絡帳をお昼寝の時間に記入しています。本来、勤務時間が一定以上の保育士には一日の中に休憩時間を設けられており、お昼寝の時間に定められているケースが多いですが、その時間は連絡帳の記入で終わることがほとんどです。

その他にも、制作の準備や行事の打合せなど、子どもの眠っている時間に話し合うことも多く、お昼寝の時間は業務で埋まってしまう場合があります。

忙しさを軽減する工夫

忙しい日が続くと、どんどん余裕がなくなり心が消耗していきます。そうならないためにも、忙しさを軽減する方法は積極的に取り入れていきましょう。例えば、次のような工夫が考えられます。

忙しさのピークを迎える前に事前準備をしておく。
前年の記録をチェックし、担当職員の動きを事前に把握しておく。
保育士同士の日々の声掛けや気遣いを心がける。

また、日々の保育では保育士同士での協力体制が肝心です。行事担当や個人計画などで忙しい状況をお互いに気遣い合い、チームプレーで乗り越えられるといいですね。

忙しさや残業を減らす具体策はこちらの記事でもご紹介しています。
忙しさが軽減されない場合 仕事の工夫や効率をあげることで、ある程度の忙しさは改善されます。しかし、初めから多すぎる業務を負担している場合は、軽減するのは難しいかもしれません。

今後も改善が見込めないようなら、保育士のやりがいまで失う前に、転職で負担の少ない職場環境を探してみるのもいいですね。転職する場合は、次のようなポイントで職場を探すのがおすすめです。

・ICT化や業務効率化の進んでいる保育園
・イベント、行事の負担が少ない保育園
保育boxには、保育士の負担を減らそうと前向きに動いている保育園がたくさんあります。また、小規模保育園や託児所では行事自体が少ないので、負担の軽減が期待できますよ!ぜひじっくりと探してみて下さいね♬

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