保育士の平均給料ってどのぐらい?職業別・役職別・全国平均と比較

また、保育士の賃金が今後上がっていくのかについてもお伝えします。今まさに給料が少ないことに悩んでいる方も、他業種の年収などを参考にしながら転職をご検討ください。
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保育士の平均給料をさまざまなパターンで比較
全国の保育士の平均給与は次のとおり。
●244,500円/月 ボーナス700,600円/年
平均年収は3,634,600円です。
※参考)令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
保育園の役職ごとの平均年収
保育園には私立や公立などの種類があり、また役職によっても年収は異なります。
<保育園の役職ごとの平均年収>
※参考)令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】
働いている期間が長く、役職が上になるほど年収が高くなっていきます。保育士の時点では私立と公立の差は大きくありませんが、勤続年数が上がるほど、年収の差は広がっていることが分かりますね。
地域ごとの収入差
各都道府県ごとによって、物価や生活に掛かるお金が異なりますよね。保育士の平均年収も、地域ごとに差が生まれています。
大都市になるほど高所得者が多くなり、平均年収は吊り上げられてしまう傾向にあります。保育士の年収も地域によってばらつきがありますね。
●244,500円/月 ボーナス700,600円/年
平均年収は3,634,600円です。
※参考)令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
保育園の役職ごとの平均年収
保育園には私立や公立などの種類があり、また役職によっても年収は異なります。
<保育園の役職ごとの平均年収>
私立保育園 | 公立保育園 | 常勤 | 非常勤 | 常勤 | 非常勤 |
---|---|---|---|---|
施設長 (平均勤続年数) |
6,790,740円 (25.8年) |
6,433,752円 (20.7年) |
7,595,784円 (31.8年) |
記録なし |
主任保育士(平均勤続年数) | 5,075,592円 (21.7年) |
4,129,236円 (26.1年) |
6,740,700円 (25.1年) |
3,090,372円 (20.9年) |
保育士(平均勤続年数) | 3,621,876円 (11.2年) |
2,253,792円 (10.1年) |
3,637,356円 (11.0年) |
1,954,308円 (7.8年) |
※参考)令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】
働いている期間が長く、役職が上になるほど年収が高くなっていきます。保育士の時点では私立と公立の差は大きくありませんが、勤続年数が上がるほど、年収の差は広がっていることが分かりますね。
地域ごとの収入差
各都道府県ごとによって、物価や生活に掛かるお金が異なりますよね。保育士の平均年収も、地域ごとに差が生まれています。
保育士の平均年収 | 全職業のの平均年収 | |
---|---|---|
全国 | 約363万円 | 約441万円 |
東京都 | 約410万円 | 約620万円 |
大阪府 | 約365万円 | 約541万円 |
愛知県 | 約377万円 | 約544万円 |
福岡県 | 約380万円 | 約466万円 |
保育士の年収が高くないのはなぜ?
他業種も含めた平均年収と比べると、保育士の方が少ないことが分かります。他の職業と比べるとどうなのでしょうか。いくつかピックアップしてみました。
※参考)令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)
介護や栄養士など、保育士の年収とそう変わらない業種もありますが、同じ国家資格である看護師と比べると、その差が大きいと感じますよね。
<保育士の収入が低い理由は……>
保育士の賃金が低いのはいくつかの理由があります。1つは国の予算で、福祉にかける予算が決まっていること。運営費などのコストを引くと、人件費に残るお金はあまり多くありません。また、ほかの職業と比べて離職率も高く、昇給がなだらかな点も理由にあげられます。
保育士の給料は他の職業と比べてけして多いとは言えませんが、賃金を理由に転職するの場合は、少し様子を見るのをおすすめします。
保育業界は今まさに処遇改善を進めている最中で、賃金面でも少しずつよい変化が起きているからです。
全国の平均年収 | 約441万円 |
保育士 | 約363万円 |
幼稚園教諭 | 約367万円 |
介護士(ケアマネージャー) | 約393万円 |
栄養士 | 約357万円 |
看護師 | 約483万円 |
介護や栄養士など、保育士の年収とそう変わらない業種もありますが、同じ国家資格である看護師と比べると、その差が大きいと感じますよね。
<保育士の収入が低い理由は……>
保育士の賃金が低いのはいくつかの理由があります。1つは国の予算で、福祉にかける予算が決まっていること。運営費などのコストを引くと、人件費に残るお金はあまり多くありません。また、ほかの職業と比べて離職率も高く、昇給がなだらかな点も理由にあげられます。
保育士の給料は他の職業と比べてけして多いとは言えませんが、賃金を理由に転職するの場合は、少し様子を見るのをおすすめします。
保育業界は今まさに処遇改善を進めている最中で、賃金面でも少しずつよい変化が起きているからです。
給料アップするには?国の施策とキャリアアップ研修
保育士不足を解消するために、国や地方自治体は積極的に施策を導入しています。近年の大きな変化は次のとおり。
・処遇改善
・キャリアアップ研修
この2つの施策を大きな柱として、保育士が働きやすい環境整備を進めています。
実際に保育士の平均年収は平成25年の310万円と比べ、50万円以上もアップ。
キャリアアップ研修などに取り組めば、自分の意志で賃金アップを目指せるようになりました。今後の保育士の処遇改善にも期待が持てますね。
※処遇改善とキャリアアップに関する詳しい記事はこちら
・処遇改善
・キャリアアップ研修
この2つの施策を大きな柱として、保育士が働きやすい環境整備を進めています。
実際に保育士の平均年収は平成25年の310万円と比べ、50万円以上もアップ。
キャリアアップ研修などに取り組めば、自分の意志で賃金アップを目指せるようになりました。今後の保育士の処遇改善にも期待が持てますね。
※処遇改善とキャリアアップに関する詳しい記事はこちら
給料の高い保育園へ転職する選択肢も検討しましょう
保育士の賃金は全体的に上がりつつありますが、地域ごとや職場によっては、まだまだ収入にばらつきがあるのが現状です。
今の自分の給料が見合っていないと感じ、給料が低いことが原因で辞めたいと悩む場合には、思い切って条件のよい保育園への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
保育士の求人は日々入れ替わっています。なかには高収入の保育園もあり、どの募集も人気のある求人です。
保育boxではさまざまな条件で求人をしぼった検索ができるので、高収入の求人をまとめて見られます!
収入と仕事内容のバランスのよい施設を探してみてくださいね。
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