保育士の退職金はいくら?もらえる条件・計算方法・時期について

でも残念ながら、すべての保育士が退職金をもらえるというものではありません。長く勤めていてももらえないケースもあり、公立保育園と私立保育園とでは制度も異なります。
退職金が出ると思ったら出なかったということにならないためにも、保育士の退職金がもらえる条件を確認しておきましょう。
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保育士で退職金がもらえる条件とは?
保育士の退職金制度は、勤め先によって規定が大きく異なります。
●公立保育園の条件
公立保育園で働く場合、正規職員の保育士は「地方公務員」の待遇となります。退職金は、自治体の条例で定められた制度によってきちんと用意されており、地方公務員と同額が支給されます。支給の対象となる条件は「勤務年数1年以上」です。そのため、公立保育園で正規職員の保育士として勤務すれば、退職金はもらえると考えてよいでしょう。ただし地方公務員であっても“非常勤”の場合は“対象外”となります。
●私立保育園の条件
私立保育園で働く保育士は「一般企業の職員」という位置づけです。この場合、退職金が有るか無いかは、各保育園の「就業規則」によって異なります。退職金の支給については法律では定められていないため、払わなくても法的に問題がありません。私立保育園の場合、正規職員に対して支給されるケースがほとんどです。一般的には「勤務年数3年以上」が対象となります。パートやアルバイトの非正規職員は、長く働いていても退職金はもらえないことが大半です。
●公立保育園の条件
公立保育園で働く場合、正規職員の保育士は「地方公務員」の待遇となります。退職金は、自治体の条例で定められた制度によってきちんと用意されており、地方公務員と同額が支給されます。支給の対象となる条件は「勤務年数1年以上」です。そのため、公立保育園で正規職員の保育士として勤務すれば、退職金はもらえると考えてよいでしょう。ただし地方公務員であっても“非常勤”の場合は“対象外”となります。
●私立保育園の条件
私立保育園で働く保育士は「一般企業の職員」という位置づけです。この場合、退職金が有るか無いかは、各保育園の「就業規則」によって異なります。退職金の支給については法律では定められていないため、払わなくても法的に問題がありません。私立保育園の場合、正規職員に対して支給されるケースがほとんどです。一般的には「勤務年数3年以上」が対象となります。パートやアルバイトの非正規職員は、長く働いていても退職金はもらえないことが大半です。
保育士の退職金の相場はいくら?計算方法は?
公立と私立では、保育士の退職金の制度や金額の計算方が異なります。
●公立保育園の退職金の相場
公立保育園では「公務員の退職手当制度」により、以下のような計算方法が定められています。
「退職金=基本額+調整額」
・基本額=退職日給料月額×退職理由別・勤続年数別支給率
・調整額=調整月額のうちその額が多いものから60月分の額を合計した額
●私立保育園の退職金の相場
私立保育園の運営は「社会福祉法人」が主でしたが、近年は「株式会社」などの一般企業も参入し、それぞれ退職金制度が異なります。
社会福祉法人が運営の場合
多くが福祉医療機構の「退職手当共済制度」に加入しています。退職金の計算には、福祉医療機構の公式HPにある「退職手当金計算シミュレーション」が便利です。「勤続年数」「退職前6か月の平均基本給」「退職理由」を入力すると金額が算出されます。例えば「勤続10年」「基本給25~26万円台」「普通退職」で入力すると、約130万円が退職金となります。確定ではありませんが大まかな相場として参考になるでしょう。
株式会社が保育園を運営する際「退職手当共済制度」に加入している場合と、「独自の計算方法」を適用している場合があります。退職金制度の有無や金額は、運営元と保育園の状況によって差があるのが現状のようです。
●公立保育園の退職金の相場
公立保育園では「公務員の退職手当制度」により、以下のような計算方法が定められています。
「退職金=基本額+調整額」
・基本額=退職日給料月額×退職理由別・勤続年数別支給率
・調整額=調整月額のうちその額が多いものから60月分の額を合計した額
※参照:総務省 地方公務員の退職手当制度について」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/komuin_taishoku/pdf/071221_1_si7.pdf
退職金の基本額は勤続年数が長いほど高くなりますが、支給額は退職理由によって変わります。地方公務員の場合、60歳定年の退職金支給額の平均は2000万円前後だとされ、保育士も同様です。http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/komuin_taishoku/pdf/071221_1_si7.pdf
●私立保育園の退職金の相場
私立保育園の運営は「社会福祉法人」が主でしたが、近年は「株式会社」などの一般企業も参入し、それぞれ退職金制度が異なります。
社会福祉法人が運営の場合
多くが福祉医療機構の「退職手当共済制度」に加入しています。退職金の計算には、福祉医療機構の公式HPにある「退職手当金計算シミュレーション」が便利です。「勤続年数」「退職前6か月の平均基本給」「退職理由」を入力すると金額が算出されます。例えば「勤続10年」「基本給25~26万円台」「普通退職」で入力すると、約130万円が退職金となります。確定ではありませんが大まかな相場として参考になるでしょう。
参照:退職手当金計算シミュレーション
http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/taisyokuteate/
株式会社が運営の場合http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/taisyokuteate/
株式会社が保育園を運営する際「退職手当共済制度」に加入している場合と、「独自の計算方法」を適用している場合があります。退職金制度の有無や金額は、運営元と保育園の状況によって差があるのが現状のようです。
退職金はいつ支払われるの?
退職金の支給日は、公立と私立によっても異なります。
●公立保育園の支給日
公立保育園は「退職手当条例」により、退職日から「約1ヶ月以内」に支給されます。
●私立保育園の支給日
私立保育園では「就業規則」により、退職日から「1ヶ月~3ヶ月以内」になるケースが多いようです。
ただし、園によって支給日がまちまちのため、支給日が想定した日より遅いことがないか、退職の際にあらかじめ確認しておきましょう。
●公立保育園の支給日
公立保育園は「退職手当条例」により、退職日から「約1ヶ月以内」に支給されます。
●私立保育園の支給日
私立保育園では「就業規則」により、退職日から「1ヶ月~3ヶ月以内」になるケースが多いようです。
ただし、園によって支給日がまちまちのため、支給日が想定した日より遅いことがないか、退職の際にあらかじめ確認しておきましょう。
退職金制度のチェック方法は?
保育士の退職金の有無は、勤務先の「就業規則」や「契約内容」に基づきます。その中に、退職金規程などとして何も明記されていない場合は、詳細を園に確認してみましょう。また、これから退職金をもらえる保育園に就職・転職を考えている人は、求人の募集要項に【退職金制度あり】と記載されていることがポイントです。近年、保育士さんに長く勤めてもらうために、退職金をはじめ福利厚生を手厚くしている園も増えています。興味のある施設に退職金制度がない場合、単に記載していないだけの場合もあるようなので、直接尋ねにくい時は、念のため求人サイトを通して確認してみましょう。
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