保育のねらいでは「四季を感じられるように」とよく耳にしますよね。どんな気候になりどんな動植物が育つのか、遊びの種類や行事を学ぶことが大きな目的です。
さらに日本では、春・夏・秋・冬に沿ったさまざまな習慣や食文化があります。そういったことを経験し、制作を通して学ぶのが季節を感じられる制作のねらいの1つと言えるでしょう。

秋(9～11月)の行事
保育園では、秋に次のような行事を行っています。

9月：敬老の日、お月見
10月：ハロウィン
11月：文化の日

緑が生い茂っていた夏が終わると、みるみる外の景色は変わっていきます。「どんぐり」や「もみじ」、「イチョウ」といった秋の草花が人気です。お散歩で拾った木の実や木の葉は、形や色も特徴的なので制作にぴったりですよね！
また作物を育てている保育園では、秋は収穫の時期でもあるのでそのような経験を形に残すのもおすすめですよ♬

ここからは、子どもと一緒にできる制作物をご紹介していきます。

落ち葉を使った制作
落ち葉を使った制作ができるのは、秋ならでは。乾燥しているので、そのまま制作に使いやすいのもおすすめポイントです！


【秋/冬の製作】11月・12月にぴったり！落ち葉を使った製作を4つ紹介【保育園/幼稚園】／保育TV

＜材料＞※すべての制作に落ち葉を使用します。
冠：画用紙・はさみ・輪ゴム・ホッチキス・セロハンテープ（ボンド）
動物作り：画用紙・丸シール・ペン・セロハンテープ（ボンド）
ミノムシ：折り紙・トイレットペーパーの芯・セロハンテープ・丸シール
リース：画用紙・はさみ・のり（両面テープ・ホッチキス）・セロハンテープ

動画内では、落ち葉をモチーフにした制作を4種類紹介しています。
落ち葉は、一つひとつがまったく異なる形や色合いをしているので、作品ごとにユニークな仕上がりになりますよ。お散歩に出られるクラスでは、自分専用のバッグやカゴを作って外に探しに行ってはいかがでしょうか。

実物の落ち葉がない場合は、画用紙を代用してもOKです！明るい茶色やこげ茶、黄色など色や大きさの異なる葉っぱ型を用意してみてくださいね。


【幼稚園・保育園】10月秋を探そう！どんぐりポシェット製作／チョキペタ幼稚園

こちらの動画では、子どもが首からぶら下げる箱の作り方を紹介しています。
ティッシュの空き箱はある程度の固さがあるので、破れやすい落ち葉を入れるのにぴったりです。保育園で日常的に手に入るのでぜひ保管しておきましょう。

＜材料＞
ティッシュの箱
折り紙
絵の具
穴あけパンチ
はさみ
のり
クレヨン
ひも

ハロウィン
近年では、ハロウィンを1つのイベントとして保育園全体で催し物にしている事が増えてきています。仮装やかぼちゃ料理とともに、制作も取り入れるのも良いですね！


《保育・子育て》超簡単！おばけライトを作ろう✨／みんなのライブラリー

＜材料＞
紙コップ
輪ゴム
ラップ
油性マジック
カッター

動画で紹介しているのは、紙コップを使ったライトです。ラップがたるむと絵を書きにくいので、ピンとしっかり貼った状態で輪ゴムを掛けましょう。テーブルよりも位置が高く、狭い部分に絵を描くのは少し難しいので、必要に応じて大人がサポートすると描きやすくなりますよ。
また、ラップのかわりにカラーセロハンを被せるのも良いですね！絵の他に色のバリエーションもお楽しみポイントになります。
この制作ではカーテンを閉めた部屋や、物置などを暗くし、いつもと違った雰囲気を味わえそうですね！ライトは100円ショップにある細めの懐中電灯でも代用できるので、子どもの人数が多い場合は、数本用意することも検討してみて下さいね。

暑さが過ぎ去り散歩の機会も増える秋は、木々や草花の変化も楽しめる時期です。自分で見たり触ったりする経験を指先を使った制作アイディアへと繋げてみて下さいね！
今回紹介した制作や対象年齢は目安なので、自分のクラスの子ども達が楽しめそうなものは、ハサミやのりなどの工程を増やしながらアレンジしましょう♬
今年もたくさんの秋制作を楽しんでくださいね！

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