【保育園の発表会・お遊戯会アイデア】出し物でもう悩まない!年齢別のおすすめ
保護者にとって、発表会やお遊戯会は保育園での子どもの様子を知る貴重な機会です。子どもの成長をみんなで共有できる行事でもあり、人前で披露する体験が子どもにとっても大きな成長のきっかけになりますよね。
準備期間が長く、関わる人も多いので、経験の浅い保育士にとっては何をどう進めていいのか悩むことでしょう。今回は発表会・お遊戯会の取り組みの中でも、特に出し物の決め方や取り組み方に悩んでいる方に向けて、年齢別に活用できるアイディアをご紹介していきます!
準備期間が長く、関わる人も多いので、経験の浅い保育士にとっては何をどう進めていいのか悩むことでしょう。今回は発表会・お遊戯会の取り組みの中でも、特に出し物の決め方や取り組み方に悩んでいる方に向けて、年齢別に活用できるアイディアをご紹介していきます!
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発表会・お遊戯会の出し物の決め方
発表会やお遊戯会の時期が近づいてくると頭を悩ませるのが、「どんな出し物にしようか」という事ではないでしょうか。先輩保育士たちは主に次のようなポイントで出し物を決めていますよ。
・過去の作品や出し物からアイディアを取り入れる
・子どもの流行から取り入れる
・ねらいや年齢に合わせて決める
→ねらいに関する詳しい記事はこちら
大きな取り組みを始める時に頼りになるのは、やはり過去の記録や経験です。
発表会やお遊戯会の出し物は保育園によって特色や傾向が異なります。いま働いている保育園がこれまでどのような出し物を行ってきたのか、まずは確認してみましょう。
また、子どもに合わせた内容にすることもとても大切です。苦手なことや興味のないものではなく、子どもたちが自発的に「やってみたい」「頑張りたい」と思える題材がおすすめです。
年齢やクラスの様子によっては、少し難しいことに挑戦する事で自信に繋がるケースもあります。子どもの姿をベースに、アイデアを追加してみてくださいね。
発表会・お遊戯会のアイディア【乳児~2歳児】
それでは、ここからは発表会とお遊戯会を進めていくにあたって、具体的なアイディアをお伝えします!
乳児~2歳児クラスの子どもたちは、何かを見せる事や観客がいる状況に緊張し、動けなくなってしまうことが多々あります。その為、できるだけ普段の様子に近い姿を引き出すことがカギとなるでしょう。
手遊び・歌
普段から保育で行っている歌や手遊びを披露するのがおすすめ。手遊び歌を選んだり、「いないいないばぁ」や「もぐもぐ(食べる動作)」などの簡単な動作を追加しても良いですね!
乳児さんが楽しめる!手遊び歌メドレー【全9曲/歌詞付き】【保育士実演】/保育is
動画では、子どもに人気のある手遊びを9曲紹介しています。子どもたちが喜びそうな手遊びがあれば、ぜひ保育に取り入れて反応を確かめてみましょう。
お返事あそび
家庭や保育でおなじみのお返事遊びも子どもたちが披露しやすい動作の1つです。
<声掛け例>
・保育士が名前を呼び、手をあげてもらう
・「〇〇が好きな人~?」と聞き、「はーい」と返事をしてもらう
手を上げてお返事する動作は、月齢の小さいうちから出来る子が多いので、成長にばらつきのある乳児~2歳児クラスに向いています。
【おうちでリトミック】あなたのお名前は?/青い鳥チャンネル【公式】
紹介しているのはお返事遊びの定番、名前を呼ぶ歌です。動画では自分で名前を言っていますね。フルネームを言うのが難しくても先生の問いかけに手をあげて返事をするなど、アレンジも十分可能です。
その他アイディア
年齢の小さなクラスでは、子どもに何かしてもらうのではなく「子どものかわいらしさを見せる」という視点で出し物の内容を工夫するのもおすすめです。
・ダンボールで箱を作り、保育士が引っ張って登場する。
・絵本の読み聞かせを行う。(観客からも見やすい大型絵本がおすすめ)
・子どもに具材(じゃがいも・ニンジン・お肉・玉ねぎ)などをイメージした衣装を着せる。→カレーの歌や手遊びに繋げる。
乳児~2歳児クラスの出し物を考える時には、「時間が余る」のが悩みの種となりますが、このような展開を用意することで自然と見せ場を増やせます。かわいらしさを見せる工夫を凝らしましょう♬
発表会・お遊戯会のアイディア【3歳児~5歳児】
3歳児以上になると、簡単な目標を設定することで達成感を感じられるようになるでしょう。
演奏や歌など、表現方法も豊かになるので、出し物の幅もうんと広がります。お友だちと一緒に何かを成し遂げる経験を作れるといいですね!
歌・演奏
発表会やお遊戯会で披露する歌や演奏には、さまざまな楽器が使用できます。3歳児以上で良く使われる定番の楽器は次の通りです。
・タンバリン
・鈴
・ピアニカ
・ハンドベル
・太鼓
・木琴
このような楽器を1つ、もしくは組み合わせたりしながら曲を演奏する出し物が人気です。お友だちを息を合わせて演奏する様子は、保護者の方も真剣な思いで見守ってくれることでしょう。
3歳児はタンバリンや鈴などの音程のない楽器がおすすめです。歌に合わせてタイミングを合わせられるよう取り組みます。
大きな紙に書かれた歌詞に、音を鳴らすタイミングで印を付けていく練習方法を取り入れてみてくださいね!
4歳児や5歳児では、ピアニカやハンドベルの演奏も人気があります。
子どもたちの好みや得意さに合わせて、全員ではなく、数人ごとに楽器の種類を変える合奏もおすすめです。
ただし、あまり練習が負担にならないよう、難易度には注意。日々の保育の中で少しずつ楽器と触れ合う時間を作り、親しみを感じられるものを選ぶようにしましょう。
劇・オペレッタ
3歳児以上になると、簡単なストーリーのある劇やオペレッタなどができるようになります。
立ち位置の変更やセリフも少しずつ覚えられるようになってきますよ。セリフは3歳児なら数人で、5歳児なら1人で言う場面を用意しても良いですね。
物語や題材を選ぶ時には、保育の中で取り入れている絵本などから選ぶのがおすすめです。
馴染みのあるお話であれば、あらかじめ内容をイメージできますね!ストーリーや配役を決める時にも、子どもたちの意志がより反映しやすくなるでしょう。
また、同じ展開が何度も繰り返す内容なら、子どもたちも動きやセリフを覚えやすいのでおすすめです。
「大きなかぶ」「ももたろう」「どうぞのいす」などが人気です。
浦安園クリスマス発表会:年長組劇 シンデレラ/キッズナーサリー千葉エリア
5歳児になると、登場人物が増え、ストーリーも複雑な内容ができるようになります。
保育園の中には、題材選びから子ども同士で話し合って決めることもありますよ。3歳児以上からは、定番の物語だけでなく絵本を題材にするのもおすすめです。
「おしいれのぼうけん」「100かいだてのいえ」など、次々と場面が変わっていく題材もおもしろいですね!
まとめ
発表会やお遊戯会ではどんな出し物がいいのか、とても悩みますよね。
ですが、春からの様子を思い返してみると、子どもたちの持ち味や強みがきっと見えてきます。
クラスの子どもたちに向いている出し物や最適な取り組み方を考え、魅力を最大限引き出せるような発表会・お遊戯会を目指しましょう。
出し物の決め方に悩んだら、まずは過去の出し物や子どもたちを知る先輩保育士にも相談してはいかがでしょうか。
工夫やアイディアのヒントをたくさんもらって、今年の発表会・お遊戯会に活かしてみて下さいね!
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