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保育園の発表会・お遊戯会準備とその流れとは?子どものねらいに合わせて取り組もう!

クラスのお友だちと1つのものを作り上げる発表会やお遊戯会は、子どもにとって多くの学びとなる行事です。保育士にとっても、春から一緒に過ごしてきた子どもたちの成長を感じられる行事ですよね。
発表会やお遊戯会は、事前の準備がとても大切です。そのぶん任される保育士が担う準備の大変さや責任を感じ、不安も大きいのではないでしょうか。1人で抱え込まず、周りと協力しながら取り組む行事ですが、ねらいや当日までの流れは自分自身も把握しておけるとより安心ですね!

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発表会・お遊戯会のねらい

発表会やお遊戯会によって、子どものどのような成長を促せるのでしょうか。次のようなねらいが考えられます。

・人間関係を築く
・協調性を身に付ける
・表現力を育てる
・思い出作りや成長の記録
・達成感や充実感を得られる

発表会・お遊戯会では「お友だちや先生、家族に表現する姿を見せる」経験が積めます。この経験が、子どもの協調性や達成感へと繋がるでしょう。当日だけでなく、本番までの練習期間も大きな意味を持っています。
1年に1度行われる発表会やお遊戯会は、保護者にとっても子どもの成長を感じられる行事です。
子どももまた、取り組みや本番を通し「自分は〇〇ができた」と実感できます。子どもの自信が高まる行事になるよう、声掛けをしていきましょう。

発表会・保育園の出し物は、子どもたちに合わせた内容にする
発表会やお遊戯会は子どもにとって大きな成長となる反面、演目や取り組み方によっては子どもの負担が大きくなりやすい行事です。本番ありきになるのではなく、普段の子どもたちの様子からプログラムを決めましょう。
中には「年長は劇、年中は歌」というように、毎年の出し物が年齢によって決まっている保育園もあるでしょう。しかし、そのような場合でも「歌を多めに入れてみる」「セリフに合わせた動き取り入れる」といった工夫は可能です。
大きな行事であっても、保育の一貫であることを心に留めて下さいね。

発表会・お遊戯会の準備とスケジュール

発表会やお遊戯会は、長い準備期間とたくさんの用意が必要な行事です。ほとんどの準備は、通常の保育と並行して準備していくことになるでしょう。
細かい進行は保育園によって異なりますが、臨機応変に対応していけるよう、早めに動き出すのがおすすめです。

会場と日程を決める 他の予定や行事と重ならないよう日程を組みます。
保育園外の施設で行う場合は、早めの予約が必要です。
①プログラムの決定 子どもたちと練習を始める前に職員同士で打合せを行い、
プログラム内容の調整や意見交換をします。
②導入・練習 プログラム内容に通じるような導入を行い、子どもたちのイメージを繋げます。
子ども一人ひとりの発達や意志を尊重しながら取り組みましょう。
③保護者へのお知らせ お便りなどで当日の流れや持ち物を伝えます。
お願いするものがあれば、早めに連絡しましょう。
④当日の役割分担 スムーズな進行になるよう十分な人数の職員を配置します。
⑤リハーサル・総練習 本番に近い流れで行い、当日のイメージを掴みます。
本番同様の気持ちで取り組むことが大切です。
⑥会場の設営 舞台の飾りつけに使用するものは、事前に手分けして作成しておきます。
本番直前の打合せや保護者対応の時間を確保出来るよう、
準備は効率化しておくことがポイントです。
⑦振り返り・保護者への報告 本番が終わったら当日の様子を振り返り、次に繋がるような反省を行います。
話題になった良かったことや改善点を記録に残しておくと、来年度の取り組みに活かせます。
子どもたちが当日どのような様子だったかを保護者とも共有できるよう、後日お知らせしましょう。

発表会・お遊戯会をスムーズに進めるためのポイント

発表会やお遊戯会までには準備する事がたくさんあるので、焦りを感じる事もあるでしょう。子どもたちの取り組みと同時進行になるので、余裕をもって進めたいところですね。
ここからは、準備期間~当日をより効率的に進めていくためのポイントをご紹介します。

■準備のスケジュール化
「お知らせの作成:〇日」「衣装作成:〇日」「大道具:〇日」など、当日までの準備を一つひとつ洗い出し、細かくスケジュールにあてはめましょう。
保育士同士が協力して動いていけるように、予定は全体に共有しておくとスムーズです。

■出し物の決め方
内容は、子どもたちの様子や興味に合ったものから検討します。
発表会全体の時間から各クラスごとの割り当てを計算し、時間に収まるようなプログラムを考えましょう。
各クラスの出し物が被らないように、ある程度のイメージが決まったら打ち合わせを行うのがおすすめです。

■衣装の準備
保育園の保護者のほとんどは就労している方なので、持ち物の用意をお願いする場合は細かすぎる指定を避けましょう。
「袖の長さ」「色」など大まかな依頼で準備しやすい物がおすすめ。保育士が準備する場合も、出来るだけ来年度へと使いまわせる衣装(ベスト・帽子・カチューシャなど)を選び、終わった後も保管しておくと便利です。

■当日の役割分担
当日は着替えや移動、大道具、音楽の用意などさまざまな人手が必要です。クラス職員は子どもに付きっきりになることが多いので、手の空いた職員を上手く配置しましょう。
早めに出番を終える、乳児や未満児クラスの保育士に助っ人を依頼するのもおすすめです。クラスの職員だけで背負い過ぎず、遠慮なくサポートをお願いしましょう。
(例:使う楽器を壇上の隅へ移動させる・衣装替えの手伝い・会場へのアナウンス等)

まとめ

発表会やお遊戯会の取り組みが始まると、準備から当日まで忙しい日々が続きます。大がかりなぶん、経験が浅いうちは悩んだり戸惑ったりすることも多い行事と言えるでしょう。
まずは先輩保育士を頼りながら、子どもたちにどのような経験をさせたいか話し合ってみて下さいね!
準備期間や当日の段取りが、発表会やお遊戯会を成功へと繋げるカギです。具体的な部分まで細かくイメージし、余裕をもったスケジュールを意識してみましょう。

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