保育園の1日スケジュール!仕事時間や働き方を解説
「保育園で仕事をしたいけど、実際にはどんな仕事内容なの?」と思う方もいるかと思います。保育士のことは誰でも知っているものの、実際の働き方を知っている人はそう多くありません。今回は、保育士の1日のスケジュールに焦点をあて、仕事時間にどう動いているのかイメージしてみてくださいね!
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保育士の一日の勤務時間・シフト制・土日出勤について
保育士の働き方は保育園によって異なりますが、代表的な例をお伝えします。
■保育士の仕事内容
・保育(生活習慣の自立の補助・健康管理・遊びの見守り・社会性を育む)
・保護者対応(対面でのコミュニケーション・連絡ノート)
・書類作成(指導計画案・おたより)
・その他(制作準備・壁面・研修・会議・ピアノ練習)
■シフトの例(保育園によって、勤務時間は異なる)
・早番 7:00~16:00
・日勤 8:30~17:30
・遅番 10:00~19:00
保育園では基本的に土曜保育を行っています。土曜に出勤した場合は、平日の中で休みをとる週休二日制を導入している保育園が多い傾向があるようです。
幼稚園の働き方とはまた異なります。幼稚園の仕事との違いを詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
→「保育士と幼稚園教諭はどっちがいいの?それぞれの特徴をつかもう」
保育士の一日のスケジュール
保育士のシフトには早番や遅番もありますが、今回は具体例として日勤のパターンで見ていきましょう。
午前中の流れ
保育園に出勤したあとは打ち合わせを行い、そのまま子どもたちと一緒に過ごします。職員の配置に余裕がある場合は、事務時間や会議などを行う日もあるでしょう。
午前中のクラス保育が、子どもたちにとってメインの活動となります。直前に準備する時間はほとんどないため、行事の練習や準備のいる活動はあらかじめ準備しておくのが一般的です。
活動の流れは途切れなく進みます。スムーズに進めるためには複数の保育士で手分けし、それぞれ連携していくことが大事といえます。
午後の流れ
午前中と比べ、午後の仕事内容に行事の練習のようなハードな活動はありませんが、子どもの降園まで一緒に過ごす時間が続きます。自分のペースで仕事ができるのは、昼寝中と子どもたちの降園後となるでしょう。
事務作業の量は保育園によってばらつきがあるのが実情です。ICT化が進み書類の作成時間を削減できる保育園や、十分な職員配置がある保育園では時間内に終えられるケースもあります。
時間 | 内容 | 保育士の動き |
---|---|---|
8:00 | 出勤 | ・一日の仕事内容、連絡事項を確認 ・保育活動の準備 |
8:30 | 勤務開始 | ・子どものお出迎え、検温、健康観察 ・保護者から様子を聞き取り |
9:00 | 職員打合せ | ・欠席の連絡や、保育園全体で共有しておきたい情報を伝達。 |
9:30 | 朝の会 | ・出席を取り、体操や歌を歌う。 ・その日の活動を子どもたちに伝える。 |
10:00 | クラス別保育 | ・クラスごとに分かれて活動。 ・運動遊び、ルール遊び、制作や行事の練習など、 あらかじめ決めておいた活動を行う。 ・保育士同士で連携し、進行する役とサポート役に分かれ、 クラス全体を見守る。 |
11:00 | 昼食の準備・配膳 | ・トイレや手洗いを促し、保育士は手分けして配膳を行う。 ・この間に昼寝の布団を用意する保育園も。 |
11:20 | 昼食 | ・子どもたちと一緒に食事を取りながら、 マナーや食事の大切さを伝えていく。 ・アレルギー対応が必要な子どもには、 食べられない食材が混ざらないよう注意。 |
時間 | 内容 | 保育士の動き |
---|---|---|
12:30 | 昼食の片付け昼寝の準備 | ・食事の片付け ・歯磨きや手洗いうがい ・絵本を読み、落ち着いた空間を作る |
13:00 | 昼寝 | ・寝付くまで寄り添う。 ・体調に異変がないか確認。 |
13:30 | 休憩 | ・休憩時間ではあるが、実際には連絡ノートへの記載や 制作・行事の準備などを行っていることが多い。 |
14:30 | 起床・おやつ準備 | ・子どもたちを起こしていき、布団を片付ける。 ・その間におやつの準備・配膳を行う。 |
15:00 | おやつ | ・食事の介助と片付け |
15:40 | 帰りの会 | ・クラスごとに行う場合と、園児全体で集まって行う場 合とさまざま。 ・歌や挨拶を行い、絵本などを読む。 |
16:00 | 降園 | ・お迎えにきた子どもからお見送りしていく。 ・その日の様子を保護者に伝える。 ・部屋の掃除 ・日案の記入 ・翌日以降の計画立て ・その他作業 |
17:30 | 退勤 |
自分に合った保育園を見つけることが大切
保育園にはそれぞれの特色があり、勤務体系や仕事の流れはさまざまです。「子どもの人数は少ない方がいい」「残業はしたくない」「書類仕事に追われたくない」など、人によって求めている働き方も異なります。まずは、自分がどのような働き方をしたいのか、一度振り返ってみましょう。
自分の求める働き方と気になる職場を面接や見学時に照らし合わせておくことで、入職後のミスマッチが防げます。保育boxの求人には多くの募集がありますので、ぜひご確認ください♬
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