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公立保育園と私立保育園の違い・保育士の働き方とは?

保育園には、公立と私立があります。同じ保育園でもそれぞれに異なる部分が多いため、保育士として働くには、果たしてどちらが良いのかと迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、公立保育園と私立保育園の違いをご紹介します。両者の特徴、メリット・デメリットを確認し、より自分に合った職場選びの参考にしてみてください。 

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公立保育園と私立保育園の違いとは?

●運営元の違い
公立保育園と私立保育園の一番の違いは「運営元」です。

公立保育園は、地方自治体(市区町村)が運営しています。

対して、私立保育園は、社会福祉法人や学校法人をはじめ、近年は規制緩和により、NPO法人や民間企業などが運営する保育施設も増えています。

また、保育園には「公立・私立」とは別に「認可・無認可」があり、それぞれ区別の仕方を混同しやすいようです。

認可保育園とは、国の設置基準をクリアしている保育園を指し「公立」だけでなく「私立」もあります。

対して、無認可(認可外)保育園とは、国の基準を満たしていない保育園で、ベビーホテルや企業内・院内託児所などいろいろな施設があり、基本は「私立」のみです。

このように、公立・私立の違いは、運営元が異なるということであり、認可の有無の違いではありません。

●職員の採用基準の違い
公立保育園の場合、保育士は地方公務員にあたります。通常、保育園で正職員保育士として働くには、保育士資格を取得していることが基本ですが、公立では、保育士資格を取得するだけでなく、公務員の採用試験にも合格することが必要になります。

公立の保育士は公務員として安定できることが魅力ですが、公務員採用試験の難易度は高く倍率も高いと言われています。

このように、公立と私立では、正職員保育士の採用基準が異なるため、職場を選ぶ際には理解が必要です。     

公立保育園での保育士の働き方とは?

公立保育園で働く場合の特徴・メリット・デメリットを見てみましょう。

●保育内容はどの園も比較的均一
公立保育園では、園の運営や保育計画は、各地方自治体によって決められた基準に沿って行っています。そのため各園での保育の質に大きな違いはなく、保育内容も均一な印象です。

●正職員には年齢制限がある
公立保育園の場合、公務員の受験には年齢制限があります。自治体によって年齢は異なりますが、大体30歳頃までとなっています。臨時職員には年齢制限がないケースもありますが、正職員保育士になりたい場合は、早めに公務員試験を受ける必要があります。

●勤務時間は定時がほとんど
公立保育園の勤務時間は、大体8時~20時頃までが基本です。勤怠がきちんと管理されており、緊急を要する以外は定時で終わることがほとんどです。サービス残業などもないでしょう。

●給与・待遇面が良い
公立の保育士は、公務員として給与が安定しているうえに、昇給・賞与をはじめ、福利厚生・各保険関係の加入も充実しています。有給休暇も取りやすく産休や育休も取れると言えるでしょう。勤続年数に比例して給与が上がり、退職金制度もあるなど、保育士として安心して長く働けられることが大きなメリットです。

●異動がある
公立の保育士には辞令によって異動があり、異動先が保育園以外の場合もあります。なかなか異動がない場合もありますが、数年単位で異動することが多いようです。

私立保育園での保育士の働き方とは?

公立保育園で働く場合の特徴・メリット・デメリットを見てみましょう。

●保育内容はそれぞれの園で個性がある
保育方針は公立と違って、園や施設ごとに個性を出すことができます。英語・音楽・美術・運動をはじめ、独自に力を入れているものや特色を打ち出している園が多くみられます。自分に合った方針や保育内容の園を探すことができ、自分のアイディアを活かせる場面が多いのもやりがいになるでしょう。

●年齢制限はない
私立保育園の正職員になるためには、特別な年齢制限はありません。採用条件については各園の規定や方針によりますが、保育士不足に悩んでいる園も多いため、年齢やブランクに関わらず、積極的に採用している傾向なのでチャンスは多いでしょう。

●長時間勤務になりやすい
私立保育園も、原則は8時間勤務なのですが、保育園は残業や持ち帰りの仕事の多さなどが問題視されきました。まだ長時間勤務になることも多くみられますが、すべての私立保育園がそのようなことだとは言えません。園によって勤務体系はまちまちのため、働きやすい園を選びましょう。

●給与・待遇面は園によって差が大きい
私立保育園の給与は、園の経営状態によって左右されることが多く、待遇は勤務先によって差があると言えます。保育士の処遇改善が叫ばれる中、手当、昇給やボーナス、有給休暇、福利厚生などが充実し、好待遇の園も増えています。雇用条件や就業規定などをよく確認しましょう。

自分に合った働き方を

公立保育園と私立保育園の違いを見ると、どちらが良いとは一概に言えないものです。どちらを選ぶべきか迷う時には、まずは自分の状況、希望、やりがいなどと照らし合わせてみましょう。

公立・私立ともに、正職員のみならず臨時職員やパート保育士の求人が多くあります。公立、私立、それぞれのメリット・デメリットから、私立・公立だけにとらわれず、より自分に合った働き方ができる職場を選ぶことが大切ですね。

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