ブランクのある保育士に対して、保育園側はプラスのイメージを持っています。
保育士としての経験があることはもちろん、保育士ではない時の経験が復帰後の保育にとても役立つからです。

●ブランクでの経験が強みに変わる。
結婚や出産などで退職した保育士は、実際の子育て経験が保育士復帰後に役立ちます。親としての気持ちや、働くお母さんの気持ちへの理解が信頼関係を結ぶ時の強みとなるでしょう。
潜在保育士でいる期間に、子どもが好きであると再確認したり、自分の子どもを預けてみて保育士が社会の中で大切な役を担っていることに気づいたりと、現場を離れている間の気づきも多いのではないでしょうか。

●知識と経験のある保育士は、ブランクがあっても貴重な存在。
保育士不足による深刻な待機児童問題を解消するためにも、ブランクのある保育士の復帰が強く求められています。
人手不足に悩む保育園にとっては、できるだけ人材が欲しいと願い、むしろ新卒者よりも頼りになると歓迎してくれる園も多いです。

※近年の待機児童についての詳しい記事はこちら

保育園はブランクのある保育士を即戦力として求めていますが、保育士側はどうでしょうか。どのようなことに不安を感じるのかを、解決策とともにお伝えします。

■自分の経験した保育は今でも通用する？
子どもとの接し方は、時代が変わっても基本的には変わりません。
どうしても不安に思うときは各地にある「保育士・保育所支援センター」での研修を受けるなど、再就職に向けたさまざまなサポートを受けてみましょう。
ブランクのある保育士を歓迎している保育園では、スムーズに現場に入るための独自の研修を行っているところも多いようです。ブランクのある保育士へのフォローが手厚い保育園なら安心して保育士復帰ができますね。

■保育士のキャリアを積むのはもう遅い？
保育士のキャリアは一度現場を離れていたブランクのある保育士でも積み上げていけます。
厚生労働省は2017年、新たに一定の手当と併せた「保育士のスキルアップ研修」制度を設定しました。
ブランクのある「潜在保育士」に対し、保育に必要な能力を身に付けるための「保育実践研修」を設け、次へのキャリアアップも見据えた研修制度になっています。
保育士のためのセミナーや研修は色々ありますが、復帰からのレベルアップにも役立つ研修の1つとして活用してみてはいかがでしょうか。

■体力面でついていけるか不安……
保育の仕事は体力勝負ではありますが、働き方はどんどん多様化しています。パートや派遣のような、負担の少ない雇用形態を選ぶなど、今の生活に合った働き方を探してみましょう。
家事や育児とのバランスも考え、事前に家族と相談して決めておくとスムーズです。
ブランクありOKの求人なら理解がある園が多いので、相談してみてくださいね。

■人間関係で悩みたくない！
人間関係に不安を感じる場合は、見学に行くなどして園の雰囲気を事前にチェックするのがおすすめ。
職員同士での会話は和やかかどうか、子どもたちへの声掛けはどうかなど、見学をして印象を肌で感じてみましょう。

就職活動を行う際には、以下のことを事前に確認しておきましょう。

＜就活の前に確認するポイント＞
・雇用条件をしっかりと確認しておく。
・保育士証を確認しておく。
・履歴書を用意する。
・面接対策をしておく。

ブランクのある保育士が復帰する際に大切なのは「無理をしない」ということ。
不安を解消し、心身ともに余裕を持って復帰するためにも、わからないことがあれば、就職前にどんどん保育園に確認しておきましょう。保育園側も配慮しやすくなり、保育士自身も働きやすくなります。

より安心できる環境で保育士復帰したい方は、「ブランクあり歓迎」の求人もおすすめ。
保育boxではブランクのある保育士を積極的に採用している施設も多数あるため、復職を検討している人はぜひご活用くださいね♬

大阪府堺市北区の高収入の求人｜ 大阪府大阪市城東区の高収入の求人｜ なかもず駅(大阪府)の社会保険完備の求人｜ なかもず駅(大阪府)のブランクあり歓迎の求人｜ 八尾駅(大阪府)の求人｜ 茨木市駅(大阪府)の求人｜ 横堤駅(大阪府)の求人｜ 大阪府大阪市大正区の新卒の求人 ｜ 大阪府堺市西区の高収入の求人｜ 大阪府大阪市大正区の未経験OKの求人｜